春の嵐


2009年4月26日

昨日から荒れ模様の天気です。
フライングして咲いた花が寒そうに震えているように見えます。
少し、ずれてしまいましたが、先週の花の画像です。
最近まったく更新できずじまいだった『今月の花』
(K専務は『数ヶ月以上前の花』と皮肉を言いますが)に助っ人が現れました。
ハナミズキさんです。近々彼女がこのページを担当してくれます。
実は彼女は私の高校時代の友人です。
このブログでも何度か出て?もらったことがあります。
声はヤンママ風(Mさん曰く)
しゃべり方はお嬢様風
前髪をそっとなであげる仕草はエレガント風
体格は標準より大きめ(結婚後も身長が伸びたとか)
やや天然系です。
かつて、同窓会で久々に再会したときに名刺を渡したら、
「・・そうなの。それで『だいひょうとりしまりやく』ってどんなお仕事なの?」と
まじめに聞かれて当惑した経験があります。
しかし、あなどれないのは頭脳です。
彼女にとっては、イタリア料理も、インテリアも、化学式も同列に並んでいます。
とても、私にはついていけない世界でも平気です。
とまあ、あまりイジルと彼女にしかられそうですが。
自動潅水のお庭のお客様でもあり、ガーデニングを上手に楽しんでおられる方です。
今日の画像はそのハナミズキさんの撮影の一部です。

エルサレムセージ
ブルーデージー
桃色タンポポ
養生中のハンギングバスケット

植物力?


2009年4月23日

花々も輝くように見事に咲き誇っています。
華やかな季節なのに、元気だけがとりえなのに。私は最近絶不調です。
母方の祖母(奄美大島出身)がこんな時に、「シャア力が入らない」と言う言葉を
使っていましたが。まさに、そんな感じです。
単に力が入らないのと違って、「シャア力」とは、気力とでもいうのでしょうか。
脱力感というのか、気持ちは先走るのに、体がついていかない状態です。
それでこの1週間外作業からはずしてもらっています。
今日の作業はS部長が代表のランド・ケア(兄弟会社)が請けた
公園の緑地管理の作業でした。
エコ・ワークスと言う社名は、ecology worksと言う言葉が
元です。
植物の力や、微生物や、光など自然の力も生かしたという
願いを込めて名づけました。
かくいう私は、今日はゆっくりさせてもらいました。
周囲の人や、時に植物や微生物にも支えてもらっています。
まあ、元気が戻ったら、お返しできるようにがんばります。

花の色は移りにけりないたづらに・・・


2009年4月15日

春の長雨に色褪せる桜の花を自分に重ねての小野小町の嘆きですが、
自然界は、散る花を横目にまた次の花が咲き始め、
この時期花の移り変わりはとても華やかです。
あっという間の満開の後の葉桜の柔らかな緑を眺めながら、
初夏の準備です。
この数日、少し体調不良のせいもあって外現場では無く、
ハンギングバスケット作りに追われていました。
たくさん並んだトレーの中から花を組み合わせては植え込み、
剪定する作業が続きます。A子さんにも手伝ってもらいながら40個余りを
つくりました。
アクセントの花、脇役の小花、ラインや色のつなぎなどなど。
素材が多種類あると、組み合わせもいろいろです。
せっかくの花ですが、すべてカットします。花のついていない、
貧弱なバスケットが累々と並びます。
でも、後2週間もすれば変わってきます。気温も高いので、生育も早いです。
以前ハンギングバスケットマスターという資格を取るのに
学科試験と同時に実技試験がありました。学科試験は、
その前に受験したグリーンアドバイザーの試験内容と重なり
それほど負担はありませんでしたが、実技の方は、秋分の日の提出に
見頃を合わせなければならないのがプレッシャーでした。
夏に材料選びをするのですが、気に入った素材が無くて、
ぐずぐずしているうちに日が経ってしまいました。
肥培期間ぎりぎり(2週間前)でも新しく植え込みました。
ところが、思ったように生育しません。
日中は結構気温が高かったのですが、夜間の温度が低かったからです。
結局、液肥を散布したり、夜だけ温室に入れたり、バタバタしました。
ほんの数度の変化でも、植物の反応の違いを嫌というほど、思い知りました。
花を育てると、普段は意識しない自然とのつながりが感じられて
ちょっと面白いです。

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