落ち葉の掃除はどちらが楽か?


2007年4月30日

いつもの散歩道(泉北ニュータウン内の緑道)を歩いていて、最近目につくのが落ち葉です。ちょうど常緑樹のクスノキや、カシの類の新芽と古い葉の入れ替わりの時期です。


★よく玄関アプローチ際や、隣家との境界や道路際に植栽するのに、落葉樹を植えると
落ち葉の季節に掃除が大変になってしまう場合があります。
だからそのような場所にはあまり落葉樹はお勧めしません。
エゴノキも一時期はハナミズキ、シャラと並んで庭園樹ベストスリーになっていましたが、これは落葉もさることながら実の時期は悲惨です。
落ちた先が土ではなくタイルなどの場合は渋のようなものがついてしまい、
踏むとすべるので、掃除が大変です。

ただ代わりの常緑樹を入れても、やはりこの時期落葉します。
生き物ですので、永遠に落ちない葉などはもちろんありません。
ただ落葉樹と違って常緑にした方がやや掃除が楽な気がします。
どうしてかなあ?と考えていました。秋の落葉の季節と景色を比べると・・・。
そうです、落ち葉の散り方と落ちる位置です。
今の落ち葉はどちらかというとみな樹木の根元にかたまっています。

落葉樹の場合、散乱しています。しかも掃いても掃いても翌日には落ちてきます。
葉の重さも違うのでしょうか?さらに、イメージの中にある「落ち葉が舞う」は
どうも季節的な木枯らしなどの強い風も影響しそうです。
つまり、掃除のことを考えると、期間も長く落葉しては風に飛び散る落葉樹の落ち葉より、
短期間にまとまって足元に溜まる常緑樹の落ち葉の方が
掃除しやすいということでしょうか?
あくまで推論ですが。
ノフジのきれいなシルエットを見ながら夕方の散歩でちょっと考えてみました。

緑も色々


2007年4月29日

新緑の岩湧山に行って来ました。今日はスタッフの方々が四季彩館の前で春の岩湧山を絵葉書にして送ろうというイベントを行っていました。観察会でお世話になったOさんもスゲガサをかぶって大奮闘です。葉書きを受け取り、描く材料(色鉛筆、絵の具、バス)を選んで借り受け、後は返却するときに50円の切手代を渡すと1ヶ月の展示の後郵送して下さるそうです。
面白そうなので参加しました。「オレは絶対しない」という夫でしたが、「お父さんもどうぞ!」と、スタッフOさんのツルの一声で率先して手続きしていました。
私は絵の具を選びました。手渡されたレジ袋には絵の具と筆と、廃材利用の手作りミニ画板と、ペットボトルに入った水、紙コップ、布切れと、ご丁寧に座るためのダンボール紙まで入っていました。いつもながらの手作り企画には頭が下がります。(イベントは明日30日も開催です)まずはダイヤモンドトレールに出発しました。


★足元の花を見ながら歩きました。どの木々も草も芽吹きの季節で、普段の葉の緑とは趣が違います。クジャクシダの柔らかな赤い新芽も美しく、頭上の枝も白っぽい緑や茶系の赤に黄緑と、緑も色とりどりです。逆に、花が他の季節より目立たず(スミレなどの小ぶりのものは結構ありましたが)、全体に量も少ないようでした。その中で、人目を引いたのがヤマブキの黄色です。一重のものが暗い山の中に鮮やかに花をつけていました。太田道灌の話に出てくる「七重八重花は咲けども山吹の実の(蓑)一つだに無きぞ悲しき」の歌で有名なヤマブキですが、一重のものは当然ながら「実」をつけます。

足元でカラフルだったのはヤマルリソウでした。ムラサキ科同士ということで見た目はワスレナグサにそっくりです。園芸種以上に花も大きくこれが山野草?という感じです。

マムシグサやホウチャクソウ、チゴユリなど地味ながら山の景色に溶け込んだ草花を見ながらゆっくり歩いていましたが、なかなか絵にする場所が見つかりません。
見晴らしの道でツツジを描く予定でしたが、花が少なく、遠景の山を描くことにしました。針葉樹の合間に見える落葉樹の新緑がさまざまです。チラホラとヤマザクラの薄いピンクが残っています。虫との格闘の末の作品を渡してGWの一日をさわやかに過ごしました。

週末ガーデナー


2007年4月22日

雨の日曜日です。
溜め主婦(ダメシュフとも音読する)の私には家の中も外も忙しい週末です。
特に庭仕事は季節の変わり目で、何かと手がかかります。
園芸は趣味としても大好きなのですが、仕事との両立は大変です。
一応プロですので、枯れた鉢や、荒れた状態は普通の方以上にストレスの素です。
がんばって、たくさんあるハンギングやコンテナも今のところ花いっぱいを維持しています。
もちろん、強い味方は自動灌水と草抜きをしてくれる家人ですが。
働く女性の癒しにはガーデニングはすばらしいのですがやはり省力化は課題です。
時に残念なのは、帰りが遅い日が続いて、花をゆっくり愛でる時間が無くなることです。
見頃な時期を逃したことを花好きのご近所の方にボヤくと、
「代わりに見といてあげるから」と励まされ?ました。
最近は日も長くなって、ちょっと楽しむ時間ができましたが。
さて、今庭に咲いている花にベニドウダンがあります。



★ベニドウダン(紅灯台)は普通のドウダンツツジと違って、やや涼しいところを好みます。
六甲山でも中腹以上に見られるようです。実は昨年庭をリフォームしたときに、六甲山高山植物園で見たベニドウダンがあまりにきれいだったので家人が望んで入れたものです。
普通はお勧めではありません。第一堺の夏はとても暑いのでこの夏越しがネックです。昨年仕事で入ったお宅で施主さんが「ベニドウダンを植えたけど2年で枯れたのよ」と言われました。うちのがどうなるのかちょっと気になるところです。
もっとも色もさることながら形も可愛い花です。房のように下がった釣鐘状の花を下から見ると、花芯の黄色と赤の対比が鮮やかです。切れ込みも白いものにくらべてくっきりしています。

昨年の夏堺市は、最高気温の高さが全国一になったとニュースで取り上げられました。
なんとか工夫して暑い夏を乗り越えさせたいところです。

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