禁句


2012年7月25日

私がつい「暑い」と言うと、スタッフのYさんが横で「禁句やで」と言います。
しかし暑いです。

この数週間。ほとんど屋外作業が続いています。
先週終了した、大阪市内の小学校のグラウンドの芝生化工事も
暑かったです。
K専務中心に、施工させていただきました。ご依頼を受けてからたった1週間。
資材の調達が難しくお請けできないところでした。先方様が熱心に、工期内完了を
目指して、資材内容も調整して頂きようやくそれで契約の運びとなりました。
運動場は大抵日当たりよくできているので、どうしても炎天下作業になります。
しかも灌水工事特有の配管のための穴掘り作業をするには地面が硬いのです。
じりじりと焼け付く紫外線の中でひたすらコツコツと穴掘りです。
ようやく涼しく翳ってきたころには撤収時刻です。
それでも終業式に、イベントとして子供たちに芝の張り方の説明を行う工程
まで無事に終了しました。
講師はもちろん、自然観察会の認定講師の資格を持つK専務です。

同時進行で進んでいる、路面電車沿いの緑地管理は雑草との格闘です。
新しいスタッフのN夫妻の力強い援軍で、草を片っ端から抜いていくのですが
少し日がたつとまたぐんぐん生えてきて、まるでいたちごっこです。
一日炎天下で作業をすると、夜寝るときには身体がポッポッと火照ります。
文字通り殺人的な夏をいかに乗り切るかが課題です。

今週は個人邸や通常の緑地管理に加え、造成地の除草作業が控えています。
熱中症対策を徹底して行う予定です。

虫愛づる?


2012年6月7日

この時期、植物を扱っていると色んな生き物と出会います。
植物を中心に考えた『害虫』と『益虫』に分かれます。
通常、『蝶よ花よ』という言葉の中の『蝶』はなんだかとっても
お上品なイメージですが。


私たちにとってチョウは、葉っぱを穴だらけにする幼虫の『源』たる親です。
先日、アゲハのつがいが優雅に花壇の上を舞っていたなと思ったら、
大株のパセリの葉には、しっかり食べて大きくなった幼虫がいました。

指先で触れた私を黄色い小さな触覚で威嚇します。

K専務のように虫をぱっと見ただけで『・・・・』と名前が浮かぶには
程遠いですが。
ただ以前と違って、『餌』との関係で生き物を見るようになりました。
例えば(これが飛んでいるということはアブラムシが発生しているのかな?)とか。
忙しく飛び回るアシナガバチは、葉っぱを食べるイモムシを肉団子に
するために狩りをしてくれているので、あまり怖がることもありません。
トカゲにしても、少々グロテスクなコウガイビルにしても。
ナメクジの天敵なので頼もしい味方です。

自動灌水で水を噴霧している苗置場で、ツチカエルを見つけました。

近くの田んぼから来たのか、いつの間にか敷地内に住みついているのです。
夏に向かって晴れた日でも、スプリンクラーの水に反応して、ケロケロ鳴くこともあります。
可愛いとはとても思えない姿ですが・・・(丸々太ったヨトウガの幼虫をよろしく!)
と、愛おしそう?にお願いしている自分がふと、(ちょっと普通でないかも)
と思ってしまう今日この頃です。

 

リベンジ


2012年3月7日

今日は、昨年度落ちた1級造園施工管理技士の実地試験の合格発表の日でした。
合否の判定は朝の9時に、関連サイトで発表されるのです。
昨年。自信のあった(根拠はなかったのですが)私は、公開を待ちわびてすぐに
受験番号を片手に9時と同時にアクセスしました。しかしアクセスが殺到
しているのか、なかなか入れません。合格を疑わず何度も挑戦して、
やっと開いたサイトの番号集団の中に、自分のものがなかったときの気落ちは、
ちょっとトラウマものでした。
さて、今年度は昨年の轍を踏まないように、できるだけ平常心で今日を迎えました。
いつの間にか?9時になっていたのですが、サイトを開く気になれず。
他の用事でバタバタしているうちに、連絡が遅いのを落ちたと思った
家人からのメールで、ようやくアクセスする気になりました。
昨年と違ってすぐに開いたのですが、何と今年度は自分の受験番号を
すっかり忘れてしまっていました。受験票も家に置いたままです。
必死で思い出そうとしました。
(確か『一浪、苦労はもういや』だった)までは思い出せたのですが。
意味のしっかり通じる語呂合わせが仇になって、数字の割付を
忘れてしまっていました。『苦労は』にしても、
『96』なのか『90』なのか・・・
(この語呂あわせなら、合格だけど、こちらだと番号が無い・・・)
結局、合格が判明するのに時間がかかりました。
やっと2年間の受験生活から開放されました。
今夜はぐっすり眠れそうです。

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