春が来る


2017年3月14日

毎日見ていると気づかないことも、少し間を空けて見ると変化がわかるのは
よくあることですが。
この1週間、花がどんどん咲き始めているのを久々に眺めると分かります。
敷地内の『ヤグチモモ』と呼ばれる、ひな祭りのお飾りでは定番のモモが
ようやく咲き始めました。

ヤグチモモ

本当にその時期が来たらその花が咲くのです。植物は正確です。
遅咲きのラッパズイセンの花がほころび始めました。
弥生3月は、半ばを迎え、いよいよ春の真っ只中へ進む年度末の月です。
契約期間が年度単位のものは『切りをつける』時期でもあります。



ただ、年度末はいろんな意味で心ざわつく時期でもあります。
そうでなくても、巷のニュースも騒がしく。
某小学校の立派な新築の建物とヘルメットをかぶって作業をしている人たちの
映像を見るたびに(この方たちはちゃんと仕事に見合う代価が支払われるんだろうか)
と思ってしまう私は、少数派なのでしょうか・・・

数字で表す


2017年3月2日

今日は天気予報の『雨』を前提に、植え付け作業が明日に延びました。
一雨ごとに、やはり気温も上がってきている感じです。
冬から春へ向かうこの時期、市場で仕入れた苗も、生産農家の温室から、屋外の
低温に慣れるのには少し時間がかかります。『順化』と呼ぶ、慣らし期間を怠ると、
一気に葉が痛むこともよくあります。それもそろそろ大丈夫かなと思ったりまだかなと
思ったり、微妙な時期です。

そんな季節の変わり目の日に、PCを眺めて頭を痛めているのがK専務です。
いわゆる見積りの作成ですが・・・植栽の維持管理の見積りは工事関係と違って
材料費の比率に比べると、労務費がほとんどになります。植栽の維持は、
際限が無く、丁寧にすればいくらでも。だからと言って、時間で切れば
全体の仕上がりがバラバラになり。常に、どれくらいのレベルの仕上がりかを
前提に、それぞれの作業内容やのべ人数をたたき出さなければなりません。

お客様の「きれい」と私たちの「きれい」に違いがあったとしても、折り合いの
付け所は予算の範囲に納めることです。
同じのべ人数の作業でも、まとめて多人数で一気に仕上げると、作業回数が減ります。
少人数にすると回数が上がります。花木の多いところは、樹形を整える剪定もさること
ながら、花を咲かせることが大事になります。加えて樹木の種類が多いほど、開花や、
花芽のつく時期が異なるので、一気に剪定するのは厳しいところです。ただ回数の多い
小刻みの管理というのは割り高くなります。

微妙な植物の生育の違いの中でいかに、予算内にさまざまな花木を咲かせるのかは、
他の作業との兼ね合いなどもよく考えて・・・
切りの無い仕事に切りをつけながら結果を出す工夫をイメージして、最後は
数字で表すところまでが見積りとなります。コンピューターにはちょっと難しい作業です。

それでも、いよいよ年度末、来年度に向けて物事が動き始めています。

 

植栽の年間管理をさせて頂いている大阪市内のD社壁面も花のボリュームが出てきました。

別場所の車両センターも花で囲まれています。

花飾りの中から10tダンプやタンクローリガ出入りします。

 

3月弥生花見月


2017年3月1日

今日から3月です。
心なしか、植え込まれたハボタンを見ると、少し時間の経過を感じます。
ただ、ハボタン(特にミニタイプ)は、縦方向にどんどん伸びて、菜の花のような
花が咲いて、すっかりイメージチェンジしていきます。それはそれで可愛いです。

それでもやはり、「色」には季節感が欲しいところです。
冬場のはっきりした色合いより、葉色も花もふんわりした淡い色に目が向かいます。
仕入れの花も、明るい色目のものが増えました。

フリフリヘデラのキューリーロックはこの季節に良く合います。

ラナンキュラスとルピナスの旬な季節です。隙間に変り咲きチューリップが植え込まれています。

最近、持病のリウマチが悪化してしまったので、なかなかやりたいことが
できません。気持ちがあるのに、できないことがたくさんになるというのは
多分、歳を取ったときと同じ状況だろうなあと思います。
この病気の悔しいところは、痛みを抑えてしまえば、少々のことはできてしまうのです。
でもそれは病気が治ったこととは違うので、調子に乗ると後日症状が一気に悪化して
しまうのです。昔も今も治す薬はありませんが、以前は単純に痛みを止めていたのを
今は、少し関節の破壊を先延ばしするというか、悪化する方向への時間稼ぎができる
ようになりました。ただ、イメージとしては、やはり下向き一方通行の感は否めません。
しかも油断(無理)すると、下方向へ一気に動きます。
今年度は、私にとっては悪化した1年でした。前半は現場作業でも十分がんばれた
のですが、そのかわり後半それが仇になってしまい薬もきつくなり、痛みも強くなり、
できないことも増えました。

やりたいことがたくさんある私には、悔しいところですが。おとなしい生活を送らなければ
なりません。私には結構難しいですが、そういう病気になったことを最大限生かす?ことを
目指します。不自由になってよかったことは、自分の背負い込みを減らすきっかけになったこと。
周りがとても頼もしく思えることなどなど。です。

きっと二つ良いことも二つ悪いことも無いはずです。
3月は「花見月」です。せかせかと花を植えるだけではなく、花もお雛様も愛でる時間を
楽しんでみたいです。

木を大切にする伝統工法の大工さんとお仕事している友人から送ってもらった画像です。もちろん雛台は本材。桜と敷物は古布を使った手作りだそうです。

 

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